売られる通貨、買われる通貨を見極める

買われる通貨,売られる通貨

最新の為替市場動向

15日からの週は、ユーロ圏から米国へと視線が移動した。前半はギリシャのソブリン・リスクを巡る不透明感が次第に緩和された。EU財務相会合では、ギリシャに財政赤字削減を強く要求、状況次第では追加支援もあることで合意された。ユーロ売りの巻き返しの動きがみられた。週央のFOMC議事録では一部メンバーが「近い将来」の資産売却の開始を主張したことが判明。

 

また、18日にはFRBが公定歩合の引き上げを発表した。金利正常化の一環とのことで、金融政策変更への含みは無い、との声明だったが、市場の出口戦略への期待感は否が応でも強まり、ドル買いが広がった。通貨別では、ドル高、円安傾向が強まり、ユーロ安の動きは一服した。また、資源国通貨がその他主要通貨に比べて堅調に推移した。ただ、米金利の上昇が今後、株式市場に影響するようだと、来週にかけて波乱材料となることが懸念される。